国際資源利用学研究室
(草地生態学・動物管理学)
Lab. international resource use
(Grassland ecology & Animal management)
吉原 佑 准教授 Associate PROF. YU YOSHIHARA
Research History
2009 東京大学農学生命科学研究科 博士課程修了
(Ph.D. University of Tokyo)
2009- 東北大学農学研究科 助教
(Assistant Professor, Tohoku University)
2016- 三重大学生物資源学研究科 准教授
(Associate Professor, Mie University)
Member of Editorial Board (International Journal)
Grassland Science, Population Ecology
Student
🔸大学院2年生
河野 今甫
気候変動による植生の変化がヒツジの健康に及ぼす影響
🔸大学院1年生
久山 高平
加速度および振動センサーを用いたニホンジカの行動と景観選択の関係の解明
🔸4年生
吉村 海登
モンゴルにおける自由放牧のヒツジの採食地選択の要因の解明
近藤 菜月
三重県亀山市における野生ニホンザルの空間分布と加害状況
🔸3年生
菊池 春花
ニホンジカによる獣害リスクマップ作成;行動特性,エージェントモデル
楠井 涼
モンゴル北部森林におけるヒツジの家畜栄養と草地劣化のエージェントモデル予測
永 蒼輔
モンゴルにおけるヒツジの腸内細菌叢とそれに対する気候や植生の影響の解明
🔸卒業生の研究テーマ
・家畜をエージェントした日帰り放牧スケールにおける家畜栄養と草地劣化の予測モデル
・ナシ園への放牧による羊の栄養・健康と植生・土壌への影響
・動物園で飼育されている肉食動物の環境エンリッチメントによるストレス軽減効果の検証
・モンゴルの降水パターンが家畜及びげっ歯類の栄養状態に及ぼす影響
・捕獲・解体・保存と食性によるシカ肉質への影響
・エコフィード給与羊の健康性と羊肉の評価
・牧草品種の混播による雑草の侵入抵抗性,生産性とその安定性,病害虫への抵抗性,消化性への影響
・ハンドリングストレスによる羊ルーメン内環境と飼料消化率への影響
・牛の鳴き声の音声解析によるストレス評価
・モンゴルの冬季における放牧羊のエネルギー収支の解明
・外国産との比較による国産ヒツジ肉の肉質評価
・多種共存による水利用の相補性はモンゴルの植物の多様性と生産性の関係を説明できるか?
・障がい者に対するヒツジによる動物介在療法の有用性
・カビ毒に汚染されたサイレージの給餌における反芻動物の採食行動と健康への影響
・松阪牛の肉質や販売価格に与える牛の導入元、飼料、肥育期間や系統の影響
・地球温暖化が及ぼすモンゴルの家畜と乳製品への影響
・食性に注目した鹿ジビエ肉質評価
・羊の腸内細菌の多様性と健康性の関係性
・山地放牧における羊の寄生虫感染、行動、栄養と生産性の関係
🔸卒業生の主な進路・就職先(2019年以降)
三重県庁・三重県畜産研究所・雪印乳業・ヤクルト
日本食研・国際協力機構(JICA)・京都大学大学院
帯広畜産大学大学院(獣医)